プラスチック容器は生活に利便性を付加【+チック容器】の魅力

特別な形状

容器の底の部分には凹みを付けよう

プラスチック容器で注意すべき点としては、底の部分に凹みを付ける事です。これは色々と理由がありますが、その一つとしてプラスチック容器を落とした時に割れるのを防止する為です。射出成形品だと、底の部分がゲートになっている事がほとんどです。実際に容器を見てみると確認出来ますが、射出成形品だと小さく丸い突起部分があり、ブロー成形品だと横一線に小さな溝が見られます。この溝は樹脂の不要部分を切り落とした跡です。これら部分に何か力が加わった時に割れやすくなります。それを防止する為に底の部分を大きく凹みを付けて、直接当たらないようにしている訳です。 あと、側面部と底面とのR部はなるべく大きくとるようにします。Rが小さいと樹脂の流れが阻害されるからです。

金型を考慮した設計をしよう

プラスチック容器を設計する上で知っておいた方が良い情報としては、成形する際に用いる金型の事を考慮して設計する事が好ましいです。 プラスチック容器をユーザー目線で設計してみたものの、金型で成形出来ないものを設計しても実際に成形する事が出来ないからです。ブロー成形だと今のペットボトル容器のように、握りやすいよう中央部がやや凹んでいるような形状でも成形する事が可能ですが、射出成型の場合は不可能です。プラスチック容器のある部分に強度が必要で、部分的に肉厚が変わるような複雑な形状にする場合、シート成形では不可能で射出成型で成形する事になります。 また、射出成形の場合、抜き方向に対してアンダー部分があると金型から取り出せないので注意する必要があります。